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2012年12月19日

3.総合病院の立ち会い出産はどこまで見れるのか?


これは総合病院の話です。
普通の個人医院の産婦人科とは異なり、規律が厳しいので立ち会い出産でできることも限られています。


02:20 陣痛室&分娩室

桃花
「あーっ、もう産みたい。産みたいよー。」

というやいなや、桃花はナースコールを連打している。
夫である自分の立場がないほどだ。
病院に入ってから、まだ2時間くらいだ。
今回は2人目ということもあり、出産時間は結構早いようだ。

病院に来てからまだ2時間ちょっとしか経っていない。

助産師
「どうしましたか?。」

桃花
「もう、産みたいんです。早くきて!」

かなり、せっぱ詰まっている様子だった。
呼吸もかなり荒い。

「ひーひーふー」

とは有名な呼吸法だが、桃花はそんな呼吸法は今まで一つもしていなかった。
マニュアルはしょせんマニュアルなのだろう。
桃花の額に汗が吹き出る。
汗を吹いてやる。
「陣痛室 = 分娩室」 の部屋だったので、桃花はそのままの体制で出産の準備に入った。

この総合病院の立ち会い出産では、赤ちゃんが産まれる場所(つまり下側)を見ることはできない。
つまり、妊婦の頭側にいることしかできず、下側は布で覆われているので桃花の顔を見ることしかできない。
付き添い人にできることといえば、桃花の手を握り励ますことだけである。

もう出産も佳境に入った。
桃花のイキみ声も半端ではない。

桃花
「ふーうん! ふーうん! ふーうん!」

これが、出産における桃花の呼吸法である。
なんと、一回で赤ちゃんの髪の毛が出てきたようだ。

しかし、推定3600グラム以上の赤ちゃんはなかなか出てこない。

助産師
「ちょっと、ひっかっかっているみたい。」
「もう少し。」
「上手上手。」
「先生と連絡がつかない。」
「そうそう。」
「じゃあ、ちょっと休んで。」
「胸に手を当てて。」


などど、言われていた。
うん、ちょっと待てよ。
変な言葉が途中聞こえた。

「先生と連絡がつかない。」 だと?

どうする気だ?

でも、それどころではない。
もう頭は出ているようだ。
こんなに近くにいるのに見えないのがもどかしい。

看護師が、ちょっと手の位置を変えた。
赤ちゃんを引っ張っているらしい。
吸引機は使わないようだ。



02:51 陣痛室&分娩室

桃花
「ふー。ふー。」

緊張感が走る。
次の瞬間。

助産師
「はい、産まれましたよ。」

出てきたのは、へその緒がついた状態での赤ちゃんだった。
繋がっている状態のへその緒というものを初めてみたが、あまりにも立派でびっくりした。
なかなかインパクトがある。

そして、病室に響き渡る大きな声。
第一声も大きく耳をつんざくほどだった。
あれ?

先生がまだきていないけどもう産まれてしまったぞ。

まあ、赤ちゃんが元気ならそれでいいか。


立ち会い出産の所要時間は30分くらい。
予想よりも短いけれど、とても不思議で充実した時間でした。

4.につづく

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posted by 海人 & 桃香 at 06:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 第2子誕生までの道のり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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