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2010年05月27日

妊娠10週目の出血 切迫流産の危機!@ 〜 処方された薬は飲むべきか?

ある平日。
仕事中に携帯の電話が。
嫁からでした。

海人
「はい。どうした。」

桃花
「ごめん、今病院にいるの。
血がたくさんでて…。」


切迫流産の危機@ 〜 処方された薬は飲むべきか?
by 海人


話はさかのぼる。
桃花は仕事をしている。
派遣社員。
病院関係の立ち仕事で結構な負荷がかかる仕事である。


そんな無理もあってか、9週目の日曜日に軽い出血があり一緒に病院に行った。
しかし、お腹の赤ちゃんは無事で血もすぐに止まったようだ。


医者からは言われていた。

「感染症の恐れがあります。
薬を処方しますので、飲んでください。

セフェム系の抗生剤は飲んでも大丈夫です。


桃花は薬を一応もらったが、家に帰ると飲むことを拒絶した。

桃花
「お腹の赤ちゃんにこの薬の影響が出たらどうしよう。
そうしたら、気になってこれからの生活が負荷になるよ。」

海人
「ふーん。俺は飲んだほうがいいと思うけど、桃花の意思に任せるよ。」

結局、桃花は薬を飲まなかった。
血はそれ以降、出なかった。


それから、1週間。
赤ちゃんも10週目に突入。
今日も、車で仕事に通う桃花。

妊婦に車の運転はよくない。
そう思っていたが、楽観的な様子で大丈夫という笑顔に自分も油断していた。
桃花は前日、下痢の症状があった。


仕事場。
お昼も過ぎ、15:00頃。
休憩時間。

桃花は立って、友達と話をしていた。
すると、いきなりお腹が痛くなった。

良く見ると、

着ているスカートが血でにじむほどの出血

急いで、そのままタクシーで病院へ。


医師
「出血がひどいですね。ちょっと見てみましょう。」

出血はまだ、止まらない。


妊娠10週目に出血 切迫流産の危機! A に続く。






ラベル:切迫流産
posted by 海人 & 桃香 at 21:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 切迫流産の危機 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月31日

妊娠10週目の出血 切迫流産の危機!A 〜 命の重さ


「桃香!」

会社が終わってすぐかけつけた。
もう診断は終わっており、桃香は点滴をしていた。
しかし、桃香はわりと平然としていた。
こういうときは女性の方が強いのかもしれない。

桃香
「赤ちゃんは無事だったよ。心臓も動いていた。
でも、出血があるんだよね。
なんだろう、これ。」

海人
「やっぱり、前に処方された薬を飲んでおけば良かったんじゃないかなぁ。
まあ、今更だけど。」


医者が来た。
まだ、若い女医だった。
桃香より若いだろう。

女医
「だいぶ出血は治まりましたが、まだ油断はできないです。
まあ、自宅安静でも入院でもいいですがどちらにしますか?」


何?
何がなんだか分からない。
自宅安静でも入院でもいい?
この時期の出血というのはよくあることなのか?

うーん。
命には替えられない。

海人
「入院できるのであれば、入院でお願いします。」

入院が決まった。


切迫流産の危機!A 〜 命の重さ

医者の診断書のコピーを見る。
切迫流産」 と書いてある。

流産!?

嫌な言葉だ。
でも、そんなことはないのだろう。
今日は、家に帰った。

会社→病院→自宅
しばらく、そんな生活が続いた。

………
……


出血があってからもう6日。
まだ、血が出るようだ。
いつになったら退院できるのか?
桃花もすっかり、入院生活に飽きてしまったようだ。

切迫流産 入院 点滴中


しかし、出血の原因がよくわからない。

もう一度、診断書をよく見てみる。
日本語で書かれており、綺麗な文字だ。

診断書には、このようなことが書いてあった。

妊娠初期にはよくある出血。
子宮口までの距離は十分。
左の卵巣が基準値のぎりぎりくらいまで腫れている。
びらん部からの出血か?
カンジタ膣炎?

やっぱり良くわからない。

桃香に聞いてみると、治療は毎日の膣洗浄と漢方だけとのこと。
そして、ずっと寝ているだけ。



カンジダ膣炎とは?

女性の最もポピュラーな病気。
もともと体内に持っているカンジダ菌が善玉菌が減ることによって顕在化。
強いかゆみを伴うのが一般的。




しかし、桃香の場合はちょっと違うのだろう。
桃香が聞いた、医者のつぶやきはこうだ。

「ここのところが、ごっそりはがれている。」

若い女医とベテラン医者がそういう議論をしていたのを聞いたとのこと。


家に帰って考えた。
こことは、どこのことなんだ?
こんなに長引くものなのか?

ネットを調べてみた。
すると、 常位胎盤早期剥離 という症状が目に飛び込んできた。
このことなのか?
でも、まだ3ヶ月位なのだが。

胎盤は15〜16週で完成する。
胎盤はまだ成長してないのではないだろうか?
これではないだろう。
でも、成長過程で胎盤の一部が剥がれたのか?

次の日、看護師に聞いてみた。
看護師に聞いても詳しく教えてくれない。
知らないのだろう。


でも、胎盤の一部が剥がれるということは、赤ちゃんとの絆が剥がれるということだ。
絆とは 「断ちがたい人と人との結びつき」 のこと。

人の命は決められている。
限られた命。
望まれた命。
命は重い。
おまえは強い子だ。

ずっと、桃香とつながっていてくれ

と願った。
桃香まだ入院中。


posted by 海人 & 桃香 at 23:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 切迫流産の危機 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月05日

妊娠10週目の出血 切迫流産の危機!B 〜 高額医療費制度の適用?


もう、桃花が入院してから1週間が過ぎた。
出血の原因も特定されていないが、膣洗浄と母体の安静は必須である。

切迫流産の場合は、基本は安静にしているということしかできない。

つまりどうしても長期化してしまう。
入院も日数がかさむとお金がかかる。
桃香が入院した病院は一般より、若干高めの設定になっているようだ。


切迫流産の危機!B 〜 高額医療費制度の適用?


ちょっと、看護師に聞いてみた。

海人
「一日の入院費は大体いくらでしょうか?」

看護師A
「えーっと。ちょっと待ってください。」

どうやら、看護師に聞くような話ではないらしい。
別の看護師に話を聞いている。

看護師B
「どうしましたか?
えっ、うーん。
大体、ホテルに一泊するぐらいの値段ではないでしょうか?。」

ずいぶんアバウトな計算だった。
もう、1週間も入院しているので結構な値段になる。

高額医療費制度の適用 が出来るか?



高額医療費制度とは?

1ヶ月あたりにある一定の金額を超えるとそれ以上は負担しないですむ制度。
嫁の場合、
80,100円+(医療費−267,000円)×1%
が上限でした。

後で自分で計算してみましたがやはり上限まで行っていませんでした。




しまった。
ずいぶん不謹慎なことを考えた。
今は、お金のことを心配している場合ではない。

桃香の身体を第一に考えよう。

………
……



入院して、8日目。

桃香
「だいぶ、良くなった。
血もほとんど止まったよ。
エコーではまだ確認してないけど、

毎日の膣洗浄が効いているのかな?

これなら明日、退院できるみたい。」

明日の検査の結果が待ち遠しい。



posted by 海人 & 桃香 at 18:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 切迫流産の危機 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月06日

妊娠10週目の出血 切迫流産の危機!C 〜 「夢」の夢


自分は、この 「赤ちゃん誕生までの道のり」 では 「海人」と名乗っているが、本当の名前は「夢」という。

「海人」&「桃香」という名前は、まだ見ぬ我が子のために考えた名前だ。
総画で吉数になる名前。
周りには、まだ早すぎると言われた。
でも、我慢できなかった。
現時点では最も有力。

でも、一番の願いは

「健康で元気な子に生まれること」


これは、夢ではなく願いだ。
夢とは 「将来実現させたいと思っている願い」 のこと。

桃香が無事に赤ちゃんを産んでくれれば、この夢がまた一つ叶う。
ささやかな夢だが、これが今、自分にとっては一番大事な夢だ。

posted by 海人 & 桃香 at 19:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 切迫流産の危機 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月07日

妊娠10週目の出血 切迫流産の危機!D 〜 案ずるより産むが易し?


この日は良く晴れていた。
今日は最終的な結果が出る日。

妊娠10週目の出血 切迫流産の危機!D 〜 案ずるより産むが易し?


診察結果)
出血は認められず。
1週間の自宅療養を行う。

つまり、切迫流産の危機はほぼ乗り越えたということだ。

こうなると退院も早い。
退院が即日決まった。
自分のささやかな「夢」の実現に一歩近づいたようだ。

結局、切迫流産の治療法は、出血した初日に点滴(抗生剤 セフェム系)を打っただけで、他は膣洗浄と安静にするというだけ。
入院せずに安静にしているという選択肢でも良かったかもしれない。

でも桃香は仕事を持っており、生来活動的な性格をしている。
安静にさせるといっても限度がある。
40歳を過ぎてからの一人目なので、大事に越したことはない。

桃花は結局、仕事をかなりの期間休むことになり、10年近く勤めていた会社を退職することとなったが、切迫流産での入院は正しい判断だったと思う。

今回は深く考えすぎた感もあったが、子供を産んだことのない新米夫婦にこの状況を判断するのは難しい。
自己判断は危険。

妊娠中の出血の際は、迷わず病院の判断を仰ぎましょう。


無事、退院後のエコー写真。
いつの間にか12週目。
身体の形もはっきりしてきました。

赤ちゃんのエコー写真(12週2日目)


このまま、どんどん成長していって欲しいです。

切迫流産の危機も乗り越えたあなたは、これからの困難な状況も乗り越える強い子に育つことでしょう。

この思いをこうして文章にして流すことで、私たちの 「夢」 が届きますように。






後日談 追記 2010年11月 by 桃花

それから約半年後、大病もなくお腹の赤ちゃんは無事産まれました。
48.8センチ 2845グラム 12:55

生まれたての赤ちゃんの写真

赤ちゃん誕生までの道のり


年齢が高くなると、妊娠中の出血などいろいろと問題が出てきます。
とくに切迫流産については無理は禁物です。
妊娠中は安静にして、無理はしないようにしましょう。

私の場合、妊娠中はこの本をよく読んでお腹のなかを妄想していました。
お腹の赤ちゃんの成長のことを一日単位で詳しく説明してある良書だと思います。
この本に多々助けられたこともあります。



はじめての妊娠・出産安心マタニティブック―お腹の赤ちゃんの成長が毎日わかる!



posted by 海人 & 桃香 at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 切迫流産の危機 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする



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